Help:利用者のブロック
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利用者のブロックは、利用者や IP アドレスに対して管理者が実行できる、ウィキを編集できなくする操作です。
ブロック
Special:Block にアクセスして、以下の手順に従ってください:
- IPアドレス、利用者名またはブロックID: ブロックする利用者名、IPアドレス、IPレンジのいずれかを「利用者」欄に入力します。 これを手入力する代わりに最近の更新や利用者の投稿記録、履歴ページなどにある「ブロック」リンクをクリックすることで対象の利用者や IP アドレスを自動的に指定することができます。 利用者ページやそのトークページを閲覧しているときはツールボックスの「この利用者をブロック」と書かれたリンクも利用できます。
- ブロックする操作 特定の操作を禁止してそれ以外のすべての操作を許可するブロックを設定できるようにします。
- Editing (1.33 で導入)(1.38 で除去) チェックを入れた場合、ブロックの対象者は、編集、ページ名の変更、保留中の変更の査読、その他の変更操作を含む、ウィキページへの変更を禁止されます。
- サイト全体 ブロック対象者がウィキ全体の全ページに変更を加えたり、ページを新規作成したりすることを禁止します。
- 部分的 指定されたページのみ、指定された名前空間内のすべてのページ、の一方または両方で、ブロック対象が変更を行うことを禁止します。 その他のすべてのページは編集可能であり、新しいページを作成したり、ファイルをアップロードしたりできます。 最大で 10 ページまでブロックに追加できますが、存在しないページ (赤リンク) はブロックできません。 関連するトークページや下位ページは自動的にブロックされず、別途入力する必要があります。 特定の操作もブロックできます (例: ページの作成)、これらの操作は特定のページや名前空間の編集に対する部分的なブロックがある場合でも、サイト全体でブロックされます。
- アカウント作成: ブロックされた利用者やそのIPアドレスが新たなアカウントを取得できないようにします。
- メール送信: これを選択するとブロックされた利用者が Special:EmailUser を使用できなくなります。 IP アドレスやレンジをこのオプションでブロックする場合、匿名利用者のみに設定しなければ、その IP アドレスやレンジからログインした利用者も Special:EmailUser を使用できなくなります。
- 自身のトークページの編集: このオプションは
$wgBlockAllowsUTEdit
が true に設定されている場合にのみ使用できます。MediaWiki 1.25 以前の既定値はtrue ではありません。 MediaWiki 1.26 以降の既定値は true です。 サイト全体のブロックの場合、このオプションを選択するとブロックされた IP アドレス、レンジ、利用者のいずれも自分のトーク ページを編集できなくなります。 このオプションは通常、部分的なブロックでは無視されます。部分的にブロックされた利用者が自分のトークページを編集できないようにするには、トークページをブロック対象のページとして指定する必要があります。 ただし、部分的なブロックが対象の「利用者トーク」名前空間の編集を禁止する場合には、このオプションはサイト全体のブロックと同じように動作します。
- Editing (1.33 で導入)(1.38 で除去) チェックを入れた場合、ブロックの対象者は、編集、ページ名の変更、保留中の変更の査読、その他の変更操作を含む、ウィキページへの変更を禁止されます。
- 有効期限: ブロックの期間を設定します。ドロップダウンボックスもしくは日暦カレンダーから選択することもできますが、手動で入力もできます。 手動で入力する場合はGNU標準書式に従ってください (例: 2017-01-01 00:00)。 ドロップダウンボックスの選択肢は MediaWiki:Ipboptions で変更できます。
- 理由: ブロックの理由をドロップダウンボックスから選択し、下のその他の/追加の理由欄に入力します。選択した理由と入力した追加の理由が組み合わさったメッセージが、ブロックされた利用者が編集を行おうとしたときに表示されます。 既定のドロップダウンボックスの選択肢は MediaWiki:Ipbreason-dropdown で変更できます。
- ブロックのオプションを選択: 利用者名かIPをブロックする時にその他のオプションが有効化されていれば、以下のすべて、またはいくつかのオプションがフォームに表示されます。 オプションを有効化する方法については Manual:Block and unblock#Configuration settings related to blocking を参照。
- この利用者が最後に使用したIPアドレスと、ブロック後に編集を試みた際のIPアドレスを$1の期間、自動的にブロック: このオプションはアカウントをブロックする場合にのみ使用できますが、部分ブロックとサイト全体のブロックの両方で利用可能です。 これを選択するとブロックされる利用者の IP がしばらくの間「自動ブロック」 (これは #17 のような番号で ブロックの一覧 に表示される) され、そのブロックされた利用者が編集に使おうとした他の IP アドレスも同様にブロックされます。 「自動ブロック」(autoblock) の期間は、
$wgAutoblockExpiry
の値を調整することで変更できます。 - 利用者名を編集履歴や各種一覧から秘匿する: これを選択すると、ブロックされた利用者名や IP アドレスが、ブロック記録、ブロックの一覧、利用者一覧のいずれにも追加されず非表示になります(サイト全体の不定ブロックでのみ使用可能)。 これらの非表示にされた記録項目を閲覧する権限がある他の利用者は、この利用者名や IP アドレスを閲覧することもブロック解除することもできます。 この選択肢は、MediaWiki の既定のインストレーションでは有効になっておらず、ブロックを非表示にするにはその利用者が
hideuser
権限を持っている必要があります。 Manual:利用者権限 を参照してください。 - この利用者の利用者ページとトークページをウォッチ: これを選択するとブロックされた利用者の利用者ページと会話ページを自分のウォッチリストに追加します。
- このIPアドレスからのログイン利用者に編集ブロックを適用: このオプションは IP アドレス (レンジではない) をブロックする場合のみ利用できます。 これを選択しない場合は、登録利用者はブロックされたその IP アドレスから編集を行うことができます。 選択しなかった場合は、編集も無効化されます。
- この利用者が最後に使用したIPアドレスと、ブロック後に編集を試みた際のIPアドレスを$1の期間、自動的にブロック: このオプションはアカウントをブロックする場合にのみ使用できますが、部分ブロックとサイト全体のブロックの両方で利用可能です。 これを選択するとブロックされる利用者の IP がしばらくの間「自動ブロック」 (これは #17 のような番号で ブロックの一覧 に表示される) され、そのブロックされた利用者が編集に使おうとした他の IP アドレスも同様にブロックされます。 「自動ブロック」(autoblock) の期間は、
- 入力内容を再確認し、この利用者をブロック ボタンをクリックします。 ブロックの成功、または失敗を示すメッセージが現れます。
ブロック解除
利用者やIPアドレスのブロックを解除するには ブロックの一覧にアクセスし、ブロックを解除したい利用者やIPの隣に表示された (ブロック解除) リンクをクリックします。 次に、理由を入力してブロック解除ボタンをクリックします。 解除の成功、または失敗を示すメッセージが現れるはずです。
または、Special:Unblock に移動し、利用者名または IP アドレスを入力します。
ブロックされることの意味
サイト全体でブロックされた利用者はページの編集、ファイルのアップロード、ページの移動、その他追加的に与えられた利用者権限 を行使できなくなります。
ブロックされた利用者は、実質的にはウィキを閲覧することしかできなくなります。
MediaWiki 1.17 までは、ブロック解除インターフェイスにアクセスできる管理者または他の利用者は、他の利用者をブロック解除できました (unblockself
権限がある場合は自身のブロック解除も)。
しかし、MediaWiki 1.17 以降は、ブロックされている利用者がブロックする権限を持っている場合でも、ブロックされている間は他の利用者をブロック/ブロック解除できません。
MediaWiki 1.33 [1][2] 以降、unblockself 権限を持つ利用者は、自分をブロックした利用者をブロックできるようになりました。
部分的にブロックされた利用者は、特定のページまたは指定された名前空間内のすべてのページへの変更操作が制限されます。
既知のバグ