Help:追跡用カテゴリ
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追跡用カテゴリ (追跡カテゴリ) は一定の特徴を持つページを追跡可能にするための、MediaWiki の機能の一種です。そのようなページをあるカテゴリに自動的に入れるというやり方で動作します。
MediaWiki 1.23 以降、追跡カテゴリは $wgTrackingCategories 構成変数に列挙されており、Special:TrackingCategories で閲覧できます。 MediaWiki 1.25 以降、追跡カテゴリ メッセージ名は、ページに追加される MediaWiki ソースコード内にハードコードされています。$wgTrackingCategories は、後方互換性のために保持されています。
使用するカテゴリは、追跡カテゴリのシステム メッセージ、すなわち MediaWiki 名前空間内のそのページのテキストによって決定されます。
メッセージが単一のハイフンマイナス (-) の場合、追跡カテゴリは無効になります。ウィキの管理者は、管理目的であり一般公開用ではないそれらのカテゴリを「隠しカテゴリ」としてマークすることがよくあります (__HIDDENCAT__ マジックワードを使用)。
MediaWiki 1.19 以降、ウィキの管理者はシステムメッセージ内で Parser functions を使用してページの namespace に応じてページを異なるカテゴリに分類できます。この例については、このサイトの broken-file-category 用のシステムメッセージを参照してください。
ウィキによってはハックによりカスタムの追跡カテゴリを追加します。例えば #expr エラーのあるページを追跡するこのカテゴリの場合、対象となるページで該当するエラーを検出すると付け加えます。
If a page is created before a tracking category is defined, but the tracking category should apply to that page, the page will not show up in the category until the page has been manually reparsed.
This is not done automatically because it's expensive (Compare Topic:Wutoqrsj56lam465).
コア
以下の追跡カテゴリは、MediaWiki 自身によって追加されるか、または以前から存在しました。
| 既定のカテゴリ | メッセージ | カテゴリへの追加を引き起こすもの | バージョン |
|---|---|---|---|
| 高負荷な構文解析関数の呼び出しが多過ぎるページ | expensive-parserfunction-category | 高負荷なパーサー関数 (#ifexist など) の呼び出し回数が多過ぎるページ。Manual:$wgExpensiveParserFunctionLimit を参照してください。この追跡カテゴリは、Extension:ParserFunctions で導入された pfunc_max_ifexist_category に置き換えられました。 |
1.13 |
| 省略されたテンプレート引数を含むページ | post-expand-template-argument-category | テンプレート引数 ({{{Foo}}} のような三重中括弧部分) を展開したあとのページが $wgMaxArticleSize よりも大きい
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1.13 |
| テンプレート読み込みサイズが制限値を越えているページ | post-expand-template-inclusion-category | テンプレートを展開したあとのページ サイズが $wgMaxArticleSize よりも大きいため、一部のテンプレートが展開されなかったページ。
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1.13 |
| 検索エンジンに収集されないページ | noindex-category | このページは __NOINDEX__ というマジックワードを含んでおり、その印が有効になっている名前空間にあるため、ロボットによる収集の対象になりません。
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1.15 |
| 検索エンジンに収集されるページ | index-category | このページは __INDEX__ というマジックワードを含んでおり、その印が有効になっている名前空間にあるため、通常と異なり、ロボットによる収集の対象になります。
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1.15 |
| 隠しカテゴリ | hidden-category-category | ページの本文に __HIDDENCAT__ を含むカテゴリ。このカテゴリは既定ではページのカテゴリ リンク ボックス内に表示されません。
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1.13 |
| 壊れたファイルへのリンクがあるページ | broken-file-category | リンク切れしたファイルを含むページ (ファイルを埋め込むリンクがあり、そのファイルが存在しない)。 このカテゴリは、不適切な画像のリストに載っているファイルへのリンク、インラインで表示できないファイル (ハンドラーのサポート欠如の影響)、ファイル ページへの直接リンク (先頭にコロンを伴う。例: [[:File:Example.png]])、を含みません。 1.19 以降、カテゴリを有効にした場合は Special:Wantedfiles からリンクされます。
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1.18 |
| テンプレート呼び出しで引数が重複しているページ | duplicate-args-category | 引数が重複したテンプレート呼び出しを含むページ。例: {{foo|bar=1|bar=2}}、{{foo|bar|1=baz}}
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1.25 |
| ノード数が制限を超えたページ | node-count-exceeded-category | ノード数が上限を超えたページ。 | 1.24 |
| 展開の深さ制限を超えたページ | expansion-depth-exceeded-category | 展開の深さが上限を超えたページ。 | 1.24 |
| ページ名の表示が無視されているページ | restricted-displaytitle-ignored | 実際のページ名と等価でないために {{DISPLAYTITLE}} が無視されているページ。
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1.28 |
| 無効な自己完結式の HTML タグを使用するページ | deprecated-self-close-category | 無効な自己完結式の HTML タグとして<b />や<span />を使用するページ これらの挙動は HTML5 の仕様に適合するよう、近日中に修正される予定です。そのため、ウィキ文では廃止されます。
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1.28 (1.36 で除去) |
| テンプレートがループしているページ | template-loop-category | テンプレート自身が再帰的自己参照を行うなど、ループするテンプレートが含まれているページ。 | 1.29 |
| ISBNマジックリンクを使用しているページ | magiclink-tracking-isbn | このページはISBNマジックリンクを使用しています。移行方法についてmediawiki.orgを参照してください。 この追跡カテゴリは $wgEnableMagicLinks が true の場合のみ追加されます。 |
1.28 |
| RFCマジックリンクを使用しているページ | magiclink-tracking-rfc | このページはRFCマジックリンクを使用しています。移行方法についてmediawiki.orgを参照してください。 この追跡カテゴリは $wgEnableMagicLinks が true の場合のみ追加されます。 |
1.28 |
| PMIDマジックリンクを使用しているページ | magiclink-tracking-pmid | このページはPMIDマジックリンクを使用しています。移行方法についてmediawiki.orgを参照してください。 この追跡カテゴリは $wgEnableMagicLinks が true の場合のみ追加されます。 |
1.28 |
| =をテンプレートとして使うページ | template-equals-category | ページには{{=}}がありますが、このウィキは=には展開されません。この使い方は非推奨です。将来のMediaWikiバージョンは{{=}}をパーサー関数として実装する予定です。
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1.36 |
| formatnumの引数に数値以外が入っているページ | nonnumeric-formatnum | このページには、formatnumパーサー関数の引数に数値以外が入っているページが格納されています。 | 1.36 |
拡張機能
以下の追跡カテゴリは、拡張機能によって追加されるか、または以前から存在しました。 拡張機能は、拡張機能登録システムを使用して新たな追跡カテゴリを追加できます。 1.25 以前、これはむしろParser::addTrackingCategoryによって処理しており、当時の追跡カテゴリは$wgTrackingCategoriesに集約していました。
| 既定のカテゴリ | メッセージ | カテゴリへの追加を引き起こすもの | 追加する拡張機能 | バージョン |
|---|---|---|---|---|
| ifexist の呼び出しが多すぎるページ [1] | pfunc_max_ifexist_category | 警告：このページには #ifexist の呼び出しが多すぎます。上限は$2件ですが、現状で$1件あります。 この追跡カテゴリは、コアで導入された expensive-parserfunction-category に置き換えられました。 追跡カテゴリのメッセージおよびその説明のメッセージは rev:32965 で除去されました。 |
ParserFunctions | (1.13 で除去) |
| 構文ハイライトエラーがあるページ | syntaxhighlight-error-category | コードのハイライト表示をする際にエラーが発生しているページ。 | SyntaxHighlight | 1.26 |
| EasyTimeline拡張機能を使用しているページ | timeline-tracking-category | 説明はありません。 | EasyTimeline | 1.32 |
| 参照エラーのあるページ | cite-tracking-category-cite-error | このカテゴリにあるページは、参照タグの使用にエラーがあります。 | Cite | 1.27 |
| Score拡張機能を使用しているページ | score-use-category | These pages use the Score extension. | Score | |
| 楽譜のレンダリングエラーのあるページ | score-error-category | 楽譜のレンダリング中にエラーがありました。 | Score | 1.22 |
| 非推奨の楽譜属性を使ったページ | score-deprecated-category | これらのページでは、Score拡張機能で提供されている非推奨のオプションを使っています。非推奨のオプションには次のものがあります: "override_audio", "override_ogg", "override_midi" | Score | |
| エラーを含むTemplateStyles スタイルシート | templatestyles-stylesheet-error-category | TemplateStyles スタイルシートにエラーがあります。 | TemplateStyles | 1.32 |
| TemplateStylesのエラーを含むページ | templatestyles-page-error-category | ページで<templatestyles/>タグを処理中にエラーが発生しました。
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TemplateStyles | 1.32 |
| メッセージ一斉送信リスト | massmessage-list-category | MassMessage 拡張機能向けの一斉送信リストのページです。 | MassMessage | 1.24 |
| 機械的に読み取れるライセンスがないファイル | commonsmetadata-trackingcategory-no-license | このファイルには機械可読なライセンステンプレートがありません。 | CommonsMetadata | 1.25 |
| 機械的に読み取れる解説がないファイル | commonsmetadata-trackingcategory-no-description | このファイルには機械可読な情報テンプレートがないか、その解説欄が記入されていません。 | CommonsMetadata | 1.25 |
| 機械的に読み取れる作者がないファイル | commonsmetadata-trackingcategory-no-author | このファイルには機械可読な情報テンプレートがないか、その著者欄が記入されていません。 | CommonsMetadata | 1.25 |
| 機械的に読み取れる情報源がないファイル | commonsmetadata-trackingcategory-no-source | このファイルには機械可読な情報テンプレートがないか、その情報源が記入されていません。 | CommonsMetadata | 1.25 |
| 機械的に読み取れる特許がないファイル | commonsmetadata-trackingcategory-no-patent | このファイルには機械可読な特許テンプレートがありません。 | CommonsMetadata | 1.31 |
| mathエラーのあるページ | math-tracking-category-error | このカテゴリに含まれるページは math タグの使用時にエラーが発生しています。 | Math | 1.28 |
| math 参照エラーのあるページ | math-tracking-category-render-error | このカテゴリに含まれるページには math タグでの表示エラーが発生しています。 | Math | 1.30 |
| 座標タグに誤りがあるページ | geodata-broken-tags-category | ページに誤った形式の {{#coordinates:}} タグがあります。
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GeoData | 1.19 |
| 天体不明の座標があるページ | geodata-unknown-globe-category | このページでは、座標の globe 引数に不明な値が使用されています。
|
GeoData | 1.19 |
| 地域不明の座標があるページ | geodata-unknown-region-category | このページでは、座標の region 引数に無効な値が使用されています。
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GeoData | 1.19 |
| 種別不明の座標があるページ | geodata-unknown-type-category | このページでは、座標の type 引数に不明な値が使用されています。
|
GeoData | 1.19 |
| スクリプトエラーがあるページ | scribunto-common-error-category | このページに含まれているモジュールを処理している際にエラーが発生しました。 | Scribunto | 1.19 |
| エラーがあるScribuntoモジュール | scribunto-module-with-errors-category | このモジュールにはエラーがあります。 | Scribunto | 1.23 |
| 未査読の翻訳があるページ | cx-unreviewed-translation-category | コンテンツ翻訳ツールで翻訳し、未査読の内容を多く含むページ | ContentTranslation | 1.33 |
| グラフのあるページ | graph-tracking-category | <graph> タグを含むページ。
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Graph | 1.26 |
| 廃止されたVegaのグラフを使用するページ | graph-obsolete-category | このページには、バージョン 5 へ更新すべき <graph> タグが含まれています。
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Graph | 1.27 |
| 破損したグラフのあるページ | graph-broken-category | そのページは <graph> タグを含んでおり、使用法が無効です。
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Graph | 1.26 |
| Kartographer拡張機能を使用しているページ | kartographer-tracking-category | そのページはマップを含んでいます | Kartographer | 1.27 |
| 破損した地図があるページ | kartographer-broken-category | そのページは無効なマップ使用法を含んでいます | Kartographer | 1.27 |
| 未解決のプロパティがあるページ | unresolved-property-category | このページはプロパティIDやラベルから見つけられないウィキデータプロパティを参照しているページをリストしています。 | Wikibase Client | 1.29 |
| ウィキデータ項目に接続されているリダイレクト | connected-redirect-category | このカテゴリではウィキデータ項目に接続されているリダイレクトページを列挙します。 | Wikibase Client | 1.31 |
| Pages using the JsonConfig extension | jsonconfig-use-category | These pages use the mw.ext.data.get method provided by the JsonConfig extension. The mw.ext.data.get method is considered expensive.
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JsonConfig | 1.43 |
| Pages with reference errors that trigger visual diffs | cite-tracking-category-cite-diffing-error | Pages in this category have errors in the usage of references tags, and these errors are not rendered in the same way in the legacy parser and in Parsoid. | Cite | 1.44 |