Growth/ニュースレター/11号
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Growth チーム発信のニュースレター11号をお届けします。
Growth チームは中規模ウィキペディアで新しい寄稿者の定着に役立つよう、ソフトウェアの改良に取り組んでいます。
一般
- もっと多くのウィキへ:チームではウクライナ語版とハンガリー語版ウィキペディアに Growth 機能を展開する予定です。チェコ語、朝鮮語、アラビア語、ベトナム語、バスク語の各版ウィキペディアにも実装済み。もし皆さんのウィキでも新規参加者を熱烈に歓迎するつもりでしたら、ご連絡をいただき、ぜひ適格かどうか一緒に確かめませんか。それに引き続きチェックリストに付き合わせて機能の設定をどうするか検討する作業に入れます。
- メンター研修:チェコ語コミュニティを対象に初のメンター対象の研修を行い、経歴の長い利用者が新規参加者の定着を助ける技量を築くことを目指しました。
- メンター向けガイドを更新しました。ぜひ翻訳に取りかかってください!
ヘルプ パネルの結果
ヘルプパネルは2019年1月に新規参加者向けに展開、その影響評価に使うデータ分析が終わりました。下記に短く概要をご紹介してあり、詳細はこちら (英語) をご参照ください。
- 概要としてヘルプパネルの「利用」は多かったものの、促進 (利用者が初めて編集をするきっかけ) あるいは定着 (再訪して2回目以降の編集を実行) のどちらも増加「していません」。
- 残念な結果であり、チームで原因と対策を議論しました。ヘルプパネル改善の提案はたくさん出たものの、結論としてこれから数カ月のプロジェクトは新規参加者ホームページおよび新規参加者タスクに注力すると決めました。
- ヘルプパネルは今後、新規参加者対策のひとつとして使う予定です。これを使い、お勧めした編集の過程で新規参加者をガイドし完成に導きます。
- 質問や提案はぜひプロジェクトのトークページへ投稿してください。
新規参加者タスクの実装
- 重点ウィキ4件では今から数週間のうちに、新規参加者タスクワークフローの初版 (V1.0) を実装する計画です。この初版では管理用テンプレートを応用して編集対象の記事をお勧めします。バージョン1の目標は多くの新規参加者がワークフローを開くことであり、実際に記事を選んで編集を始めたり、完成するところまでは期待していません。それらの挙動は今後のバージョンで増加すると見込んでいます。
- このプロジェクトでは新規参加者の大多数が新規参加者ホームページを訪問するという嬉しい成果を見ており、これは新規参加者に明確に依頼するホームページの最初の要素となる予定です。
- この機能には下記の2つのバージョンを想定して、すでに計画が進行しています。
- V1.1 (話題を適合させる):どんな話題 (アートや音楽やスポーツあるいは技術系など) をお勧めしてほしいか、新規参加者が興味の範囲を指定して話題を選びやすくします。いくつかの方法を評価した中から、新規にウィキメディア財団評価チーム WMF Scoring team がビルドしたORES モデルを採用しました。これは記事を自動的に話題ごとに分類します。新規参加者にとってどの記事から編集をお試しするか、決めやすくなると予測しています。
- V1.2 (ガイダンス):編集を始める記事を実際に訪問した新規参加者にはヘルプパネルを用意し、タスクの手順をガイドして編集の完了まで導きます。このバージョンにより、実際に生産的な編集ができる新規参加者の増加を予測しています。
- ワークフロー設計案のリンクをプロジェクトのページに置いてありますので、ぜひ皆さんの質問やご意見をトークページにお寄せください。
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